井上 浩典様
人生の方向が良い方に動き出しました。
私は、web関係の仕事に従事していました。
めまぐるしく変化するIT事情や技術に翻弄され、スキルに不安を抱えていました。
「今何かやらなきゃ、新しく身に付けなきゃ将来ヤバイ」
そう考えていた時に、Webライティング能力検定を知りました。
webサイト制作会社も、制作技術ではなく、集客できることを求められている。
魅力ある文章で伝える事が出来たら、どんなにいいだろう…
普段扱う言葉なら、IT技術的なスキルと違い、今からでも身に付けられるのでは?
そんな想いで資格取得を目指し、無事に1級を取得しました。
しかし、いきなり上手な文章が書けるわけではありません。
学んだポイントや考え方を、常に念頭におき、実践を積む事が大切です。
それは、自動車の運転免許に似ているように思います。
運転しないうちにペーパードライバーになりかねません。
なので、趣味で書いているブログ以外にも、メール、報告書、プレゼン資料などあらゆる文章を書く機会で、
- 誰に伝えたいのか?
- 何を伝えたいのか?
- 分かりやすいのか?
- 想いを伝えられるのか?
を気にする癖をつけました。
さて、そんなある日、事情があって会社を去ることになりました。
私は、webの技術スキルが弱いと思っている上に年齢も42歳です。
正直チャンスも少ない上に、スキルがないと年収も下がるだけです。
結果、次の会社は、web関係の仕事ではなく、全く違う業界と職種を選択しました。
しかし、私は諦めませんでした。
まず、日々の業務では「送信先の人に、正しく伝えるんだ!」というこだわりを持ってメールを書くことを継続しました。
協力会社の方からは、「井上さんの指示は、分かりやすくて助かる」と言って頂けたのは嬉しかったです。
また、文章を気にする癖を身につけると、日々の話し言葉にも影響が出てきます。
結果、説明も上手いと、上司や得意先に褒められました。
そんなある日、再び転職することになります。
42歳の1年間で2度。
しかし、前回のように自信のない自分は、もう居ませんでした。
今度は職務経歴書も徹底的に見直して、私の得意、スキルを等身大で伝え、かつ魅力ある人物と感じてもらえる文章を工夫しました。
その甲斐あって、転職を決意して最初に応募した会社から、書類選考合格の連絡がありました。
面接では、技術スキルが弱くても大丈夫なことと、私の得意が活かせることを確認し、転職に成功しました。
年収も、ほぼ私の希望通り。
入社して2週間は、本社での研修です。
日々、伝える気持ちを忘れずに文章に向き合う私のスタイルは、新しい会社でも、もちろん継続しています。
研修成果を発表する最終プレゼンの資料も、伝える気持ちを文章に込め作成しました。
結果、資料の内容も好評で、
などの感想を頂き、周囲の方にも良い印象を残すことが出来ました。
技術スキルに自信の無かった私が、勝負する土俵を変えて身に付けようと思ったWebライティング。
これを学んだきっかけで、文章を気にする癖がつき、私の仕事の進め方にも化学変化が起こったこと。
そしてそれが周囲の評価につながり、自信に繋がったこと。
そして、奇跡の2度目の転職。
「Webライティング能力検定を取得したことに恥じない文章を書こう!」
資格取得をきっかけに私の中に芽生えた想い。
それが私にもたらしたものは、非常に大きいです。
取得して、本当に良かったです。
ありがとうございました。